2009年11月26日

松井秀よ一発回答を!条件「NO」なら決裂

 【ニューヨーク24日(日本時間25日)】ヤンキースがFAとなった松井秀喜外野手(35)に“一発回答”を求めることが分かった。来月3日以降に年俸700万ドル(約6億2000万円)前後で残留の条件提示をして、NOの返答なら引き留めない方針。現時点でヤ軍以上の条件を用意できる球団はなく、ゴジラの決断が注目される。

 YESかNOか-。ヤンキースが松井秀との残留交渉で、一発回答を求める方針を固めていることが、球団幹部への取材で明らかになった。

 「条件提示をするが、前回のように交渉を長引かせることはない」

 前回とは、松井秀が4年総額5200万ドル(当時のレートで約62億円)の契約を交わした05年11月の交渉。編成部門の最高責任者であるブライアン・キャッシュマンGM(42)は前日、自ら4年前の交渉を突然持ち出し「非常に困難だった。今回があれよりも簡単かは分からない」と意味深長な発言をしていた。

 4年前の両者の立場は正反対だった。松井秀は「出るときは出る」と強硬な姿勢を崩さず、代理人のアーン・テレム氏はツアー客や広告などジャパンマネーを背負うゴジラの付加価値を強調。交渉最後の2日間で400万ドル(当時のレートで約5億円)もの上積みを勝ち取った。

 だが今オフのFA市場は、不況の影響もあり“買い手”である球団側が優位。同球団幹部によると、GMが4年前の話を持ち出したのは、再び譲歩はしないという決意の表れ。DH固定を明言し、ジャパンマネーの影響を完全否定しているのは、4年前とは違って「決裂も辞さず」の方針を固めているからだという。

 ヤ軍の提示額は年俸700万ドル(約6億2000万円)前後。ゴジラ側が外野での起用に固執したり、年俸アップのために交渉を長期化させようとしたりすれば、決裂の可能性は高い。

 今季の1300万ドル(約11億5700万円)から大幅ダウンとなるが、現時点で松井秀に平均500万ドル(約4億4000万円)以上の提示をする球団も見当たらない。即答しての残留か、他球団からのオファーを年明けまで待つのか。今後の野球人生を左右する決断を迫られる。


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