2009年12月09日

<パキスタン>連続テロ 70人超死亡、負傷者180人以上

【ニューデリー栗田慎一】パキスタンで7日から8日にかけ、反政府勢力によるテロ攻撃が相次ぎ、70人以上が死亡し、負傷者は180人を超えた。

 パンジャブ州のムルタン郊外で8日、武装集団が治安部隊の検問所を自動小銃やロケット砲で襲撃。直後に爆薬を積んだ乗用車が検問所を突破し、軍事務所に突っ込んで大爆発した。地元の病院などによると、市民8人を含む少なくとも15人が死亡、40人以上が負傷した。

 AP通信によると、武装勢力「パキスタン・タリバン運動」(TTP)が犯行を認めた。

 ムルタンや周辺地域では、政府軍が10月にアフガニスタン国境の武装勢力への攻撃を開始して以降、反米、反政府勢力の影響が急速に拡大。襲撃された検問所は、掃討作戦が続く部族支配地域からムルタンへの武装勢力の侵入を阻止するために設置されていた。

 一方、7日夜にパンジャブ州ラホールの市場で起きた連続爆破テロの死者は、子供7人、女性13人を含む計49人となった。北西部ペシャワルでも同日、裁判所前で自爆テロが発生、10人が死亡、40人以上が負傷している。


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